ワイヤレスイヤホンの充電がすぐ切れる原因｜片方だけバッテリーがすぐ切れる理由は？

勉強・ランニングなどの際に気分を盛り上げるため、ワイヤレスイヤホンを利用する方が少なくありません。最近ではビデオ通話の普及もあり、テレワーク時などでの需要も高まってきました。娯楽目的だけでなく、いろいろなシーンでの使用が増えています。

しかしbluetoothイヤホンを使っていたら充電がすぐ切れて使えなくなってしまった、減り早いと感じた経験はありませんか。故障の前触れでは…と不安になり、使用を控えている人もいらっしゃいますが、使い方に問題がある可能性が高いです。

本記事ではワイヤレスイヤホンの充電に関する疑問や、充電がすぐ切れてしまう原因について紹介しきます。バッテリー充電あるのに切れる・片方だけ充電の減りが早いといった事象についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

ワイヤレスイヤホンは有線イヤホンとの違い、Bluetoothと接続することで音声を再生するので充電が必要になります。充電方法ですが、左右一体型やネックバンド型の物はケーブルの操作部分にUSB端子の充電ケーブルを差し込むことで充電することが可能になります。

左右分離型の製品はまずケースを充電し、そこに収納することでイヤホンを充電するというタイプが多いです。充電をした際はライトが点灯し、ライトの色が変わったら充電完了のサインになります。先にケースを充電しないと本体を充電することができないので、注意が必要でしょう。

ワイヤレスイヤホンは毎回充電するを必要あるのか、という疑問がある方もいると思いますがそんなことはありません。ワイヤレスイヤホンの多くは最大の連続再生時間があり、その時間内の場合は充電は不要です。

あるいはケースやスマホなどで充電残量を確認するのもいいですね。少ない場合は別ですが、半分も残っていれば毎回充電する必要はないので安心してください。

ワイヤレスイヤホンは充電式なので、充電が切れた場合は使用することができません。充電切れのサインとして挙げられるのは、Bluetoothとの接続が切れイヤホン本体も電源もつかなくなった時です。そのような場合は、すぐに充電するようにしましょう。

製品によっては、充電が切れる前にお知らせしてくれる機能を搭載したものもあります。ない場合はスマホの画面上で、充電がどれくらい残っているか確認するようにしましょう。面倒ではありますが、こうすることで急な充電切れを防ぐことができるのでおすすめします。

ワイヤレスイヤホンの充電回数とは、寿命までに行える充電の回数という意味ではありません。完全ワイヤレスイヤホンの場合、ケースにもイヤホン本体にもバッテリーが搭載されています。ケースの充電が満タンの時、イヤホンを充電できる回数のことなので寿命とは関係ありません。

もし充電のことで悩んでいるなら、充電回数が多い製品を購入しましょう。出先でもケースにしまっておく際に充電されるので、充電回数が多いほど長時間使えます。ただしケースの充電を忘れた場合は、イヤホンの充電もできないので注意が必要です。

長時間連続で使用すると残量の減りも早まり、充電する回数も増えてしまいます。バッテリーは消耗品であり、充電回数が多いほどバッテリーの劣化も進みがち。たとえばゲームに長時間没頭して使用する機会が多い場合は、劣化しやすいです。

なお、使用状況によっては片方だけ充電の減りが早い場合があります。ワイヤレスイヤホンの多くは左右で操作系統が異なるものが多いため、操作する頻度の高い方が劣化しやすい点も覚えておきましょう。

2つ目の原因は大音量で聞いていたり、リモコンを操作しすぎている場合です。イヤホンで音を鳴らすためにはバッテリーを消費する必要があり、大音量で聞いているとそれだけ充電の減りも早くなっていくからです。

リモコンの場合も同様です。ワイヤレスイヤホンにはリモコンが搭載されている機種が多くあります。便利ではありますが、操作する度にバッテリーを消費します。操作のし過ぎは注意が必要でしょう。

3つ目は湿気に気を遣ってない場合です。ワイヤレスイヤホンに内蔵されていることが多いリチウムイオンバッテリーは、湿気に弱いという性質があります。高温多湿な環境に放置していると、それだけ劣化も速まっていきます。

湿気の多い夏だけでなく冬も注意が必要です。冬は乾燥を防ぐために、加湿器を使うことが多く部屋の湿度が上がります。加湿器のある部屋に保管する場合は注意しましょう。

1つ目に考えられるのはACアダプタのケーブルが断線している可能性です。ケーブルが絡まったままにしたり捻じれたまま放置することで、断線して充電ができなくなっている可能性があります。断線を防ぐため、ケーブルは緩く巻いて束ねておきましょう。

充電ができなくなった際は、ケーブルを変えてみるなどして対応しましょう。イヤホンの寿命と決めつける前に確認することが大切です。

2つ目に考えらるのは、ワイヤレスイヤホンの充電部分が接触不良を起こしている可能性です。USB端子の充電部分にほこりや汚れが付着したまま接続すると、接触不良が起きて充電ができなくなる可能性があります。

そのため、ほこり・汚れをティッシュや綿棒などで優しく拭きとるようにしましょう。ほこりなどを取り除くことで、また充電ができるようになる可能性があります。

3つ目に考えられるのは、ワイヤレスイヤホンの寿命が来ている可能性です。ワイヤレスイヤホンは寿命は、バッテリーの寿命である2～3年程といわれています。断線がない分、有線イヤホンよりは長い傾向にあります。

しかし、使い方次第ではもっと寿命が短くなる可能性もあります。購入後3年以上経ってから充電できなくなった場合は、寿命が来た可能性が高いので買い替えを検討した方がいいでしょう。

両方のワイヤレスイヤホンを同じように充電していても片方だけ充電されない場合があります。そんなときは次の理由に該当しないか確認してみてください。まず充電ケースにしっかりセットされているかどうかです。少しでも浮いていると充電されません。

しっかりセットしているのに充電されない場合はイヤホンが汚れていないか確認してみましょう。耳の皮脂汚れが蓄積されると、汚れによって接触不良を起こし充電されない場合があります。汚れをしっかり拭き取り再度試してみましょう。それでも充電されない場合は、バッテリー寿命か故障が疑われます。

Echo Buds（エコーバッズ）のワイヤレスイヤホンで充電してもすぐにバッテリーが減ってしまう場合は、次のポイントを確認してください。

1. イヤホンが充電ケースにしっかり収まっているか確認する（イヤホンのセンサーと充電ポイントをしっかり合わせる）
2. LEDライトが緑色に点灯しているか確認する

上記を実施したうえで問題が解決しなければ、カスタマーセンターへ連絡しましょう。Amazonアカウントサービスではチャットで相談も可能です。

Bose（ボーズ）のワイヤレスイヤホンで、バッテリーが減り早いと感じたときの対処法を紹介します。充電の際に次のポイントに注意して見てみましょう。

1. 充電中、イヤホンが充電ピンにしっかり装着されているか確認する
2. 上下に動く充電ピンが、下の位置で固まっていないか確認する
3. イヤホンのLEDが点灯または点滅してしているか確認する
4. 充電中は充電ケースを閉じる
5. 充電残量を確認して残量が増えたか調べる
6. 製品をリセットする

上記を実施しても改善されない場合は、修理か交換になる可能性があるので、メーカーのサポートへ連絡しましょう。シリアル番号を用意して、オンラインで申し込みできます。

Appleのワイヤレスイヤホンで、充電すぐなくなると感じたときの対処法を、Powerbeats Pro（パワービーツプロ）を例にご紹介します。まずは以下の方法でイヤホンをリセットしてください。

1. 両方のイヤーパットをケースに入れる
2. ケースは開いたままにする
3. ケースのシステムボタンを15秒間押す、またはLEDが赤と白に点滅するまで押す
4. システムボタンを放す
5. LEDが白く点滅し続けているのを確認する（リセット完了）
6. 上記で解決しない場合、別の電源やケーブルを試す

上記で解決しなければ、Appleサポートに問い合わせてみましょう。

AVIOTのワイヤレスイヤホンを使用する際、電源が入らない・すぐに切れてしまうような場合には以下の要領で対応しましょう。

1. イヤホンを左右とも充電ケースに入れる
2. 15分以上充電する
3. LEDランプが点灯したら復旧完了

なお、ペアリング解除によって復旧する事例もあります。解消しない場合はメーカーに問い合わせましょう。

1つ目の長持ちさせる方法は、長時間の使用を控えこまめに電源を切ることです。長時間の使用を控えることで充電する回数を減らし、バッテリーの劣化を防ぐことができます。連続での使用も控えましょう。

こまめに電源を切ることも大切です。ワイヤレスイヤホンは待機状態でもわずかに電気を使用するので、電源を落としておけば充電の減りを抑えることができます。

2つ目の長持ちさせる方法は、音量を抑えリモコンをあまり操作しないことです。ワイヤレスイヤホンは音を鳴らすのにもバッテリーを消費するので、音量を少しでも小さくすることで消費を抑えることができます。

リモコンをあまり操作しないことも大切です。操作する度、中の回路を動作させるためバッテリーを消費します。不必要な操作を避けることで、充電を長持ちさせることが可能です。

3つ目の長持ちさせる方法は、湿気に気を付けることです。内蔵されているリチウムイオンバッテリーは湿気に弱いので、湿気に気を付けることで劣化を防ぐことができます。防水機能のない製品の場合は、入浴中や汗をかく運動中の使用はなるべく控えるようにしましょう。

冬も加湿器のある部屋には保管しないようにしましょう。多湿な環境を避けることで、劣化を防ぐのが大切です。

ワイヤレスイヤホンの使用中、時としてバッテリーの残量があっても切れてしまう場合があります。充電あるのに切れる主な理由は以下のとおりです。

• Bluetooth接続・ペアリングが切れている
• 電波・電磁波・障害物に遮られている

上記のほか左右の音量バランスが偏っていると、片方しか聴こえないように感じてしまう可能性があります。

ワイヤレスイヤホンの充電を長持ちさせるには、細かい対策が必須です。丁寧な使い方は充電を長持ちさせるのはもちろん、ワイヤレスイヤホンの寿命を延ばすことにも繋がります。長く快適に使うためにも、こまめな対応を心がけましょう。