断線しにくいイヤホンのおすすめ6選｜耐久性の高い壊れにくいイヤホンは？

通勤中や勉強中など、どこでも好きなときに音楽が楽しめるイヤホン。最近はハイレゾ対応のものや防水性能があるものなど、高機能なイヤホンも増えましたよね。イヤホンは私たちの私生活に欠かせない存在になりつつあります。

しかし、イヤホンを長く使用していて、ケーブルが断線してしまったことはありませんか。イヤホンのプラグ部分が断線してしまったり、ケーブルが断線するトラブルを経験した方も多いかもしれません。

そこで今回は、断線しにくいおすすめイヤホンを紹介します。断線しない・壊れにくい有線イヤホンの存在や壊れないと評判のイヤホンも紹介するので必見です。本記事を読んで、イヤホンの魅力を知ってもらえたら嬉しいです。

有線でも断線しにくいイヤホンは、コスパが高くて音飛びや遅延も少ないなどのメリットがあります。しかし、メリットだけでなくデメリットも存在するのも事実です。断線しにくいイヤホンのメリット・デメリットは下記のとおりなので参考にしてください。

イヤホンが断線する一番の原因は、正しくないケーブルの巻き方です。イヤホンをスマホやウォークマンに差したまま、本体にぐるぐる巻きつける方がよくいます。しかし、この方法はイヤホンの差し込み部分であるピンプラグが引っ張られてしまい断線に繋がります。

イヤホンが片耳だけ聞こえなくなったり、音飛びしたりする原因にもなるので、専用の収納ケースか、後ほど紹介する八の字巻きで保管するようにしましょう。

イヤホンのケーブルにも経年劣化による寿命があります。経年劣化とは使用する中で年月が経つにつれて起こる劣化で、通常2～3年で劣化が始まります。イヤホンの巻き方によっては経年劣化を早める場合もあるため、イヤホンを長持ちさせたい方は、扱い方や保管方法に注意しましょう。

イヤホンを折り曲げたり丸めたりするのは、経年劣化が早まる原因のひとつです。イヤホンのケーブルを丸めてポケットにしまう方もよくいますが、常にケーブルが絡まっている状態は負荷をかけてしまい、断線に繋がります。ケーブルが絡まった場合はすぐにほどき、キレイに伸ばしてからまとめるようにしましょう。

イヤホンのケーブルは、保護カバーを使用すると断線を防止できます。保護カバーはピンプラグ部分にはめるだけでケーブルにかかる衝撃を防げます。iPhoneなどの変換アダプタ・ライトニングケーブルの断線を防ぐ際にもおすすめであり、100均や雑貨屋でも手軽に購入できます。

イヤホンのケーブルは自分で補強できます。ケーブルの本体部分に刺繍糸を巻いたり、ピンプラグ部分にテープを巻いたりすると補強できます。断線した場合も応急処置としてテープで補強しましょう。しかし、自分で補強する方法は一時的なものなので、新しいイヤホンを購入するか、断線防止グッズを使用してください。

イヤホンの断線を防止するには、イヤホンケースやイヤホンホルダーの使用がおすすめです。イヤホンケース・ホルダーに収納すれば、ケーブルの絡まりや汚れを防げます。カバンにしまいやすいコンパクトタイプも多いので、お気に入りのイヤホンや高級イヤホンをきれいに保ちたい方はケースもチェックしましょう。

イヤホンの断線を防いで長く使うには、強度の高いケーブルを選ぶのも1つの手です。ヘッドホンや家庭用電話にも使用されている、「カールコード」はケーブル部分がらせん状にカールしたタイプで、断線しにくいのが特徴です。ケーブル自体の強度を上げたい方は、カールコード使用モデルをチェックしましょう。

ケーブルの巻き方には、断線しにくい八の字巻きがあります。イヤホンの先端を持ち、人差し指から小指にかけて八の字に巻いていくだけの方法です。ケーブルが短くなるまで巻いていき、最後はゴムや紐を使ってまとめます。ケースがかさばるのが嫌な方や、ポケットによくしまう方は八の字巻きがおすすめです。

イヤホンの断線修理は、ハンダを使用するのが確実な方法です。はんだごてのセットと新しいピンプラグを用意してください。断線したプラグ部分を切断して、ハンダを使用して新しいプラグを付け替えます。はんだごては使用に慣れている方でないとケガの恐れもあるので、修理前に必ず使用方法を確認しましょう。

はんだごてを使用しないで修理できる方法もあります。ケーブルの断線した部分を切って出し、熱して固定すると応急処置としての修理は可能です。ただし、確実な方法ではないので推奨はされていません。修理をする場合は、はんだごてを使用するか、業者に依頼しましょう。

イヤホンの断線を自分で修理するのに不安がある場合は、業者に依頼しましょう。修理費用は業者や故障状況によって変わりますが、目安としては5000円程度で修理できるところがほとんどです。イヤホンの購入時期によってはメーカーの保証が使える場合もあるので、業者に依頼する前に、購入したメーカーの保証期間を確認してください。

断線しにくいイヤホンは多数販売されていますが、イヤホンはケーブルで、電子機器に物理的に接続されています。そのため、断線や故障の可能性は避けられません。断線するたびにイヤホンを買い直すのが面倒な方は、リケーブル式のものがおすすめです。

リケーブル式のものであれば、断線してもケーブルを付け替えてイヤホンを使い続けられます。もし有線にこだわらないのであれば、完全ワイヤレスイヤホンがおすすめです。以下の記事では、安くて高音質なワイヤレスイヤホンの選び方を徹底解説しています。参考にしてみてください。

最近では100均でもたくさんの種類のイヤホンが販売されています。100円代でもラインナップは豊富で、ブリリアント型やカラーボール型などの有線イヤホンがあります。1,000円代の商品になると、完全ワイヤレスイヤホンで、マイク付き・Bluetooth(ブルートゥース)対応のものも売っています。

また100均で買える熱収縮チューブでケーブルを補強する方法もあります。手順は以下の通りです。

1. 熱収縮チューブを適度な大きさにカットする
2. 断線しそうな箇所にはめ込む
3. ドライヤーなどで温風を当ててチューブとケーブルを密着させる

スマホやウォークマンに差したままイヤホンをぐるぐる巻いたり、常に絡まっている状態では、断線しやすくなります。イヤホンは普段の使用方法や保管方法を少し気を付けるだけで、断線を防いで寿命を長くできます。断線の原因と対処法を把握して大切に扱い、お気に入りのイヤホンを長く愛用しましょう。