【2024年最新】イヤモニとマイクおすすめ10選｜ライブに最適！

ライブパフォーマンスをする上で欠かせないアイテムが、「マイク」ではないでしょうか。マイクにもさまざまな種類がありますが、ワイヤレスマイクの方が動きやすく、ケーブルのわずらわしさも減るので使用する人が多いです。

また、マイクを使っているとハウリングが起こることが多くなる可能性があります。特にワイヤレスマイクは動きの自由度が増す分、モニターに近づきやすくなることでハウリングを起こしやすくなります。そこでおすすめしたいのが、相性のいいワイヤレスのマイクとイヤモニです。

上記で挙げたライブで起こり得る問題は、マイクとイヤモニをワイヤレスにすることで解決できます。そこで今回は、ワイヤレスマイクとイヤモニを使うメリットや選び方、おすすめ製品10選を紹介します。

ライブパフォーマンスを行う上で、マイクの状態は非常に重要なポイントです。以下に挙げるポイントが気になると、パフォーマンスの質に影響を及ぼす可能性もあります。そのため、できるだけこれらを避けられるクオリティのマイクが必要です。

マイクが声を拾う際に、「キーン」という不快な音が出てしまう「ハウリング」を起こすことがあります。聴いている人にとってはもちろん、パフォーマンスをする側にとっても音響的なトラブルなので避けたいところです。

ハウリングはモニターから出た音をマイクが拾うことで発生します。そのため、ライブ中にモニターに近づきすぎると、どうしてもハウリングが起こってしまいます。

声の通り具合は音質の良さに関わります。基本的に、ワイヤレスで音を飛ばすと音質が劣化する傾向にあります。そのため、有線マイクの方が声の通りがいいとされていますが、ケーブルがある分動きが制限されてしまうのが難点です。

有線マイクでのパフォーマンスは、ケーブルの介錯が必要となってくるため、ステージ上で思うように動けなくなることも考えられます。

声の通り具合とも共通するポイントですが、有線マイクを使用するとどうしても動きに制限がかかります。当然ながらケーブルが届かない場所ではマイクは使えなくなる上、ケーブルが届いていても長いケーブルは動きの邪魔になってしまうからです。

動きが少ないライブであれば問題がないかもしれませんが、それでも有線マイクはパフォーマンスを邪魔しかねないものといえます。

上記のようなライブパフォーマンス中のマイクの不調やトラブルは、ワイヤレスイヤモニとデジタルワイヤレスマイクの組み合わせで解決できます。それぞれどのような機器でどのような特徴があるのかを詳しく説明します。

ワイヤレスマイクの場合、入力された音声を電気信号に変換してチューナーへ無線伝送して音を出しています。アナログ方式では音声の波形をそのまま電気信号に変換します。

一方、デジタル方式では、入力した音声を一度デジタルに変換して無線伝送し、受け取ったチューナー側でアナログ信号に戻す仕組みです。この仕組みにより、ノイズが少なく音もクリアである点が、デジタルワイヤレスのメリットです。

ワイヤレスマイクは先述のように、音声信号を電波に乗せて無線伝送することで音を出しています。電波が届く範囲内であれば動き回ってもマイクを使用可能ですが、周波数帯が同じ、または近い機器があると混線したり、ノイズが入ってしまうことがあります。ワイヤレスマイクで起こりがちな問題について、以下で詳しく解説します。

ケーブルがないワイヤレスマイクは、バッテリーの持ち具合が短いとその分使用可能時間も減ってしまいます。充電式の場合は、あらかじめ大容量バッテリーのマイクを選ぶことをおすすめします。

一部のワイヤレスマイクは乾電池にも対応しているので、予備の乾電池を持っていれば電池切れを起こした際にすぐ交換できるメリットがあります。なお、使用する乾電池はマンガン電池ではなくアルカリ電池を選びましょう。

先述のように、ワイヤレスマイクで問題になりがちなのが、「電波の干渉」です。「2.4GHz帯」を使用しているマイクは、Wi-FiやBluetoothと同じ周波数帯であるため干渉が起こりやすくなります。デジタルワイヤレスの場合は、同時に複数の周波数帯を使用できる特性により、アナログ方式よりも干渉しにくいのがメリットです。

続いて、マイクからの音をワイヤレスで直接聴けるできる「ワイヤレスイヤモニ」を紹介します。ワイヤレスイヤモニはライブパフォーマンスを行う上で、歌声をしっかりと聴き取るために重要なアイテムです。特徴やメリットを詳しく解説します。

ハウリングは、マイクがモニターからの音を拾ってしまうことで起こる現象です。ワイヤレスイヤモニを使えばイヤホンで直接音が耳に届くので、音を発するモニターにマイクが近づくこと自体が起こり得ません。つまり、ワイヤレスイヤモニを使えばハウリングの原因を元からなくすことができるため、ハウリングの心配がないのです。

ワイヤレスマイクを使用すればケーブルのわずらわしさからは解消されるものの、一般的なモニターを使っていると、モニターの音を拾わないようにするため、ステージ上での動きが制限されてしまうことがあります。ワイヤレスイヤモニを使えばハウリングの心配もないため、動きが制限されることも少なくなります。

ライブパフォーマンスを上げるためには、どのようなデジタルワイヤレスマイクやワイヤレスイヤモニを選べばいいのでしょうか。以下に挙げるそれぞれの機器の選定ポイントを押さえて、最適なマイクとイヤモニを選びましょう。

電波で音を無線伝送するワイヤレスマイクは、通信可能な範囲外では使用できません。そのため、まず通信距離チェックすることが重要です。また、同じワイヤレスマイクでも使用する周波数帯が異なることもあります。

デジタルワイヤレスマイクの場合、周波数帯は「B型（800MHz帯）」、または「2.4Ghz」です。いずれも免許不要で使用できますが、音質や通信距離が異なります。そのため、周波数帯もデジタルワイヤレスマイクを選ぶポイントの1つといえます。

ワイヤレスイヤモニシステムは、ラインナップが多くはありません。選択肢が少ないので選ぶポイントは少ないですが、海外製品を購入する際は注意しましょう。一部の海外製イヤモニシステムは、日本の電波法では違法となる周波数帯を使用していることがあるからです。

また、デジタルワイヤレスマイクと同様に、免許がなければ使用できない周波数帯もあります。そのため、免許がなくても使用できる周波数帯に対応しているものを選びましょう。

ワイヤレスマイクとイヤモニをセットで使えばハウリングの心配も減り、動きやすくなるのでライブパフォーマンスでの自由度もアップします。今回紹介したデジタルワイヤレスマイクとワイヤレスイヤモニを、ぜひセットで活用しましょう。